打ちっぱなしで上達したいなら、球数を増やすだけでは足りません。最初からドライバーを連続で打つと、体が温まる前に力み、後半は疲れたまま同じミスを繰り返します。初心者は、短い距離、アイアン、長いクラブ、本番想定の順に分けると練習がまとまります。

練習前に今日の目的を一つ決める

「うまくなりたい」だけでは、打つたびに直す場所が変わります。今日はスライスを減らす、アイアンの方向をそろえる、50ヤードを打つ、のように一つだけ決めます。目的が一つなら、練習後に何が変わったかも分かります。

60球の基本メニュー

最初の10球は小さく打つ

ウェッジやショートアイアンで、腰から腰までの振り幅から始めます。体を温めながら、クラブが地面をどこで擦るかを見ます。飛距離は評価しません。

次の20球はアイアンで方向を作る

7番か8番アイアンで、目標幅を決めて打ちます。真ん中の一点ではなく、左右の柱の間へ入れるようにします。右へ何球、左へ何球外れたかを数えるだけで課題が見えます。

15球は長いクラブを使う

ユーティリティ、フェアウェイウッド、ドライバーのどれかを選びます。長いクラブほど力みやすいため、最初は7割で十分です。芯に近い当たりが続いてから振り幅を広げます。

最後の10球は一球勝負

番手と目標を毎回変えます。コースでは同じクラブを何球も続けて打てません。素振り、構え、実打までの流れを毎回作ることで、本番に近づきます。

記録を残すと練習がつながる

打った球数、良かった番手、困ったミスを一言で残します。動画を撮るなら、正面と後方を分けて撮ります。持ち物は打ちっぱなしの持ち物で確認しておくと、初回でも準備に迷いません。

まとめ

打ちっぱなしは、順番を決めるだけで練習の質が変わります。短い距離で体を慣らし、アイアンで方向を作り、長いクラブを少しだけ入れ、最後は一球勝負で終える。この流れを続けると、練習がラウンドにつながります。