テンポが乱れると、同じスイングのつもりでも打点と方向が変わります。初心者はボールを前にすると急ぎやすく、トップから力を入れ直してミスを増やすことがあります。テンポ練習では、速さを固定するより、自分が再現できる間を作ります。

素振りと実打を近づける

素振りではゆったり振れるのに、ボールを置くと急ぐ人は多いです。素振り、構え、実打までの流れを同じ秒数で行います。打つ直前に一呼吸置くだけでも、切り返しの暴れを抑えられます。

声やリズムを使う

「いち、に、さん」と声に出すと、どこで急いでいるかが分かります。スマートフォンのメトロノームを使っても構いません。音に合わせることが目的ではなく、毎回違うタイミングで打っていないかを確認するための道具です。

番手を変えても手順を変えない

ドライバーだけ速くなる、ウェッジだけ緩むという人は、番手ごとに打つ前の気持ちが変わっています。クラブの長さで振り幅は変わりますが、呼吸と切り返しの間は同じにします。

スイング全体の流れはゴルフスイング基本と合わせて確認すると、テンポの位置づけが分かりやすくなります。

練習メニュー

10球は素振りと同じテンポで小さく打ちます。次の10球は同じテンポで番手を変えます。最後の10球は一球ごとに目標を変え、急がず手順を守れるかを確認します。

まとめ

テンポ練習は、ゆっくり振る練習ではありません。急ぐ場所を見つけ、呼吸、素振り、切り返しの間をそろえる練習です。良い球より、同じ手順で打てた球を増やしてください。